旧暦初午の前夜、「宵宮祭」が行われました。近年では珍しく2月中しかも今年は特に寒い冬になっている為か、恐らく零度を下回る寒空の下のお祭りでした。それにも関わらず約20名の氏子・崇敬者の方が参列されました。
日没後の18時から、蝋燭の灯火と小さな裸電球に照らし出されるお稲荷様はいつもとちょっと違う神秘的な表情が伺え、寒さを忘れてしまう程。私はこのお祭りが大好きなのですが、昨年の初午祭は大震災後の3月15日で冷たい小雨の振る中不安と悲しみ切なさの中でほんの一部の近親者のみで行いました。今年は昨年の事を思い出し、まだまだ癒えない傷が一日でも早く癒されますよう祈りながら参列しました。
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